【SHOP】西持田窯(島根県)より新入荷その1

こんにちは。
京都・東山の「うつわとcafebar mokumoku」です。

今回の島根県への仕入れ旅では、松江市の西持田窯(にしもちだがま)さんを初めて訪問させていただきました。当日朝からの大雨で、工房の中にまで水が入ってしまったとのご連絡。水を掻き出す作業がやっと終わったタイミングでの我々の訪問・・・お邪魔にも程がある!という状況ながら爽やかに迎えてくださった西持田窯の津田堅司(つだけんじ)さん。(誠に感謝申し上げます。)

窯のまわりは山に囲まれていて、到着時も山からの水の流れがすごかったです。一歩敷地に入れば、周辺は緑ばかり。のどかな里山の景色の中で、制作には素晴らしい環境だそうです。
津田さんは沖縄の北窯、松田米司工房で10年間修行されたのち、2019年に島根県松江市にてご自身の工房を立ち上げられました。

修行中に培われた沖縄やちむんの技を活かしながら、独自の雰囲気を持った焼き物を作られています。土も釉薬も変わり、慣れない窯で試行錯誤の日々だそうですが、釉薬や模様の大胆な用い方、また模様のモチーフには生活に身近な草花などが登場していて、親しみも感じます。今後の展開も大変楽しみな窯元さんです。

薪窯で、一度にたくさんは焼けないとのこと、今年の窯はほぼ予定されている展覧会向けでフル稼働とのことでしたが、お手持ちの貴重な作品を少し分けていただきました。ご紹介いたします。

▲花形4.5寸皿(2750円)
  直径約13.5センチ

まわりの花形は指で押して付けているそうです。

▲4.5寸皿(sold out)
 直径13.5センチ

沖縄の唐草とは違った絵付けをしたい、とおっしゃっていました。

▲5寸皿各種(2640円)
 直径15センチ

色も模様も、一つ一つ違って、面白いです。味わい深いです。

▲5.5寸浅鉢(3850円)
 直径16.5センチ、高さ

お蕎麦屋さんに頼まれて作った器だそうです。使い勝手良さそうです。

長くなってきましたので、このあたりでおしまいにします。
お茶碗などは次回にご紹介させていただきます。
気になる作品がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。